第2回 IMOMI会~医療をもっと身近に~ を開催してみて(1)
去る12月12日(土曜)19時半~23時半、オンライン会議室Zoomにて、
第2回IMOMI会~医療をもっと身近に~を開催しました。
数回に分けて、記事を書きたいと思います。
ちなみに、今年6月に開催したトライアル版の記事はこちら。
私以上に諦めずにIMOMIの可能性を信じ続けてくれた中尾くんが
素敵な記事に仕上げてくれました(✿´⌣`✿)
デンマークと繋いでみたい!
今回のイベントの目玉(私の中での)は、デンマークに福祉を学ぶために留学している
介護福祉士のUさんをオンラインで招待すること。
彼女はトライアル版にも参加してくれて、自分の経験をたくさん語ってくれました。
また、過去2回のイベントはどちらかというと、知り合いの輪の中でこじんまりと
お試し的な感じで開催しましたが、最近、私の周りで流行っているキーワード「循環させる」が心に響いたので、今回からは、思い切ってイベントをオープンにしていく事にしました。
まだ、大々的な告知には至らなかったのですが、それでも大きな第一歩。
結果、参加者はトライアル版4名、第1回2名、第2回計6名(リピーター2名、新規4名)と過去最多でした。
前半 19時半~21時
今回は、オンラインのイベント、しかも、12月の土曜日。
興味があると言ってくれた人全員に参加してもらいたかったので、
時間を長めに設定しました。
前半は3名の方に参加頂きました。
参加された順に、塾講師Yさん、福祉系のNさん、介護福祉士のUさん(@デンマーク)。無事に繋がることが出来てうれしかったです。
話の内容は主に、Uさんの学びをシェアする時間になりました。
たくさんお話してくれたのですが、最も共感できると感じた2点を取り上げると
以下の通り。
・ 労働環境の改善
デンマークでは介護現場こそ、労働環境を整えるシステムが整備されている。精神面、労働条件面で。日本はビジネス で行っているため、現場の専門職が「自分たちさえ頑張れば」良いサービスが提供されると考えてしまいがち。
・ 教育の違い
デンマークと日本の介護に関する理論の教育内容は同じ。けれど、日本では試験に合格するために暗記することが目的で、デンマークでは実践の中でどのように理論を生かすかの学びが目的なのが違う点だと感じた。
日本でも理論に基づいた実践を行おうとしているが、情報が多すぎて、現場が混乱している現状がある。
労働環境と、専門教育に関しては、30年前、10年前と比較すると、
かなりの改善がみられていると感じていますが、
現場によって差があると感じています。
労働環境が悪ければ、「学ぼう」という意欲さえ奪われ、
ただ目の前の事をどう問題なく効率的にこなすか、
「だけ」に集中してしまうのではないでしょうか?
また、毎年新しい情報が現れては消えていく中で、プロとして情報を「選択」する力、
「専門教育だけに集中しない」視野の広さも必要だと改めて感じました。
マネジメント力とか、伝える力、これからはテクノロジーの知識も必要ですね。
海外の取り組みを知ることは、今の現状をもっと良くするための、
ヒントになります。Uさん、参加してくれて本当にありがとう(^^)
続く。